人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「至福の空間・・。」

一枚の写真が送られて来た。
自らが作られた素敵なログハウス。
ここの70代のオーナーが、北海道で釣った雨鱒をモデルに、
私が作ったフィッシュクラフトが飾られている。
なんとも贅沢な空間だろうか。
さぞやここで呑む酒は美味いだろうな・・・。

早く、おいで、おいでと呼んでいる。
「至福の空間・・。」_f0065551_23153806.jpg

# by fishcraft | 2018-08-21 23:16 | フィッシュ クラフト作品集 | Comments(3)

「やってみて初めて気づくこと」

早朝5時から急な山道を登り初めたが、直ぐに汗が噴き出て来た。
還暦過ぎの身体にはかなり堪えるが、なんとか1時間半でようやく目的の川に到着した。
この時間に、誰も出逢わないのであればおそらく先行者は居ないのだろう・・。
川を覗くと心配していた渇水もそれほどでは無く、はやる気持ちを抑えて、慎重に釣り上がって行った。
約3時間程釣り上がったころ、目の前の何でもない岩に左足を掛けて、よっこらしょっと越えようとしたその瞬間、
後ろに倒れるように尻餅をついてその反動でそのままコロンと仰向けに倒れてしまった!
水深は膝ほどに浅く、甘く見ていたのか体を起こすのが遅れて、
気が付いた時には背中からウェーダーの中に水が入ってきてしまい、
おまけに、いつもはカメラは防水用の保護シートに入れているが、
この日は新しいベストだったのでそのままポケットに仕舞っていてカメラまで水没させてしまった。
「やってみて初めて気づくこと」_f0065551_06322484.jpg
直ぐにウェーダーをぬいで中の水を出したが、靴下はもちろん、それこそ全身ずぶ濡れになってしまった。
こうなっては、もう釣りどころではない!
ただ幸いなことに、この日は上天気だったので、思い切って、素っ裸になって全て干すことにした。
こんな平日の山奥に、早々人も来ないだろうから待ってる間にコーヒーを沸かしてのんびり甲羅干しをした。
太陽の恩恵は思いのほか強く、衣類を裏返したり、場所を変えたりと忙しく動き回ったが、
素足ではちょっと移動するのも大変で、もし靴をなくしたらここから下山するのは相当困難なことに思える。
後ろを振り向くと、拳大のヒキガエルが同じように岩の上で日向ぼっこをしており、全く逃げる様子も無い。
普段、私たちは気にも留めないことかもしれないが、あのヒキガエルは、それこそ身一つでこの渓谷で生きている。
人は生きて行く為に、それこそいろんなものを身に着け、抱え込んではいるが、
もし身一つでこの渓谷に放り出されたら、なんと無力でひ弱な存在なんだと改めて思い知らされた裸の体験だった。

# by fishcraft | 2018-08-08 06:34 | 釣り師のたわごと | Comments(2)

大きなご褒美!

テント担いで、山奥に2泊の釣旅です。2日目はヨレヨレになりながらも、汗をかいたお蔭でこんなご褒美と出会うことができました!釣友に感謝!
大きなご褒美!_f0065551_06420357.jpg

# by fishcraft | 2018-08-06 06:42 | 釣り師のたわごと | Comments(2)

木曽のヤマトイワナ

黄金色に輝くヤマトイワナと出会えました!
木曽のヤマトイワナ_f0065551_14123874.jpg

# by fishcraft | 2018-08-01 14:16 | 釣り師のたわごと | Comments(0)

「小さいけれど大きな思い出の魚」

「小さいけれど大きな思い出の魚」_f0065551_19182265.jpg

「小さいけれど大きな思い出の魚」_f0065551_19205936.jpg

「アラスカ北極圏内で釣った手のひらサイズのアークティック・グレイリング」のフィッシュクラフトです。
依頼主の釣人いわく、小さい魚ですが思い出がたくさん詰まった魚です。
1994年8月カナダ留学中の夏休み。友人と車で片道4000kmの旅に出ました。
目的はアラスカの北極圏内に入り大物の魚を釣ることです。川を探索しながら北上しワイズマンと云う小さな集落の近くのユーコン川支流で魚の姿を見ました。
大きいサイズのフライに反応せず小さいエルクヘア・カディスを使いましたらかかりました。
北極圏で初めての魚でしたので胸がドキドキしながら寄せました。
見ると掌サイズのアークティック・グレイリングでした。
透明な水にキラキラと朝陽に輝いていました。リリースした後、何度もキャストしましたが、魚の姿は二度と出てきませんでした。
はるばる北極圏まで行って釣れた唯一の魚です。小さいながら釣れた時の胸のドキドキは大物に勝るものでした。

〔釣人:宇都木 敏浩〕 
アラスカ北極圏内 アークティック・グレイリング 18cm

ウッドクラフト:作 福永 和明 ジェルトン材+檜(額装:29×18×6cm)


# by fishcraft | 2018-07-18 19:21 | フィッシュ クラフト作品集 | Comments(2)


釣人の思いがアートで蘇る。木彫のフィッシュクラフト


by fishcraft

カテゴリ

作品展のお知らせ
フィッシュ クラフト作品集
釣り師のたわごと
ハンドクラフト
鳥の目釣行
四コマ釣り劇場
釣り師の肖像
プロフィール
ご注文・お問合せ

お気に入りブログ

trans+
terry's Rive...
永源寺のなまぐさイワナ
Drag-Free Dr...
釣るっぱげ!
terry's Phot...
なづな雑記
ギフの山猿「フライ日記」
渓流の近くで一泊
おっさんのメタボな生活
つっちーのフライフィッシ...
あぶらびれパトローラー
g i @ n t の ...
tabiのひとり言
さすらいの釣り馬鹿
太郎坊日記
ロ★コンろーりー。
陸に上がってた☆Flyman!
水辺の想い出
ultreya blog
Keiちゃんの Good...
~BQイッチー フィール...
ぼっくりの釣行記

ライフログ

検索

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧